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ヴァルトのこだわり

木質断熱材の効果

木質繊維断熱材は、低い熱伝導率に加え、木材に備わる透湿性と吸放湿性を持ち合わせるため、他の断熱材には例をみないバランスのとれた室内気候を実現します。ヴァルトでは、中でも施工性環境負荷軽減など様々な要素に配慮されたPAVATEXの木質繊維断熱材を国内でもいち早く採用しています。

冬の寒さ対策

パヴァテックス独自の製造方法により、自然素材としてすでに高い断熱性能を有する木材に、本来備わっている断熱性能を約3倍に向上。木質繊維断熱ボードの熱伝導率は0.038 W/㎡Kから0.050 W/㎡K。データが断熱材としての優れた特性を裏付けています。

低い熱伝導率に加え、木材に備わる透湿性と吸放湿性を持ち合わせるため、他の断熱材には例をみないバランスのとれた室内気候を実現します。

これらの特性により、冬の間も室内気候を長時間に渡り快適な状態に保つことができ、結果的に省エネにも貢献します。パヴァテックス断熱材は、暖房費を節約するだけでなく、環境への有害物質の排出削減にも有効な信頼性の高い自然素材の断熱材です。

夏の断熱性

冬期の寒さ対策と同様に、夏期は暑さ対策が必要です。 このため、断熱材には冬期の寒さを防ぐ機能とともに、夏期にも温度面で快適な室内気候を実現する性能が求められます。 建築材料のいくつかの物理的特性が遮熱性に貢献します。 このため、断熱材は比較的大きい質量を有し、できるだけ多くの熱をできるだけ長期間保存できる構造である必要があります。 このような特性があれば、暑さは直接室内に入り込まずに、日中は屋根や壁に保存されて、外気温が下がり始めてから追従するように排出されます。

パヴァテックスの断熱材は、他種の断熱材と比べ質量も大きく熱を多く留めておくことができるのに加え、熱の伝達が緩やかなので、外部の熱がすぐに室内側に到達しません。例えば、従来の断熱材を使用した屋根裏の温度が 27° C まで上がるような場合にも、木質繊維断熱材を採用した屋根裏の温度は 23° C に保たれるという実験結果があります。

【屋根の室内側で測定した温度変化】

夏の遮熱性

グラフは異なる屋根構成を施した試験キャビンによる測定です。
それぞれのキャビンに、3つの断熱材(木質繊維、ミネラルウール、セルロースファイバー)に、それぞれに適した標準的 な屋根構成を施されています。
木質繊維で断熱された屋根では、ミネラルウールよりも低い室内温度を示しています(最大温度差7℃)。 位相の遅れも同様に、木質繊維ではミネラルウールより大きな効果が見られる。

夏の遮熱性

防音性

住まいの計画中に騒音問題に注目される方は多くないかもしれません。しかし実際に住む段階になると、重要なことと感じることがすくなくありません。木造住宅は軽量であることから防音性は高くありません。しかしその中でもできるだけ騒音のない室内環境を得るために、パバテックスの断熱材は適しています。パヴァテックスの木質繊維断熱材は、遮音性に乏しいという木造家屋の弱点を緩和します。

軽量な木造建築に遮音性能を持たせることは、最も困難な課題のひとつです。ですから、設計時の仕様決定の際にはしっかり考慮しておきたいものです。大半の軽量断熱材と比較し、木質繊維断熱材は、音響技術的に高い性能を備えた高密度の製品になっています。パヴァテックスの製品は、あらゆる周波数の空気伝播音と衝撃音を軽減する優れた特性を備えています。

透湿性

人の健康には、バランスの良いヘルシーな食事とともに、個々のライフスタイルが大きな影響を及ぼすことはよく知られています。私たちを取り囲む居住空間も同じように重要であると言えるでしょう。

特に、屋内空気の汚染は慢性的な健康上の問題を引き起こしますから、その原因を突き止め、即座に排除しなければいけません。他にも天候や騒音による生活の中での不安感や、カビやイエダニ、アスベストやホルムアルデヒドといった有害化学物質が健康に悪影響を及ぼしたりもします。 そこで、有害物質を含有していないことが証明され、通気性があり、多機能な建物外皮として近年の技術的要求および施工上の要件を満たしている製品を使用することが何よりも重要となってきます。

パヴァテックスの木質繊維断熱ボードは、湿式製法で作られた純粋な有機素材による製品です。環境対応性の基準であるnatureplus®★認証を受けた断熱材で、所定の接着剤以外は使用しておらず、有害物質をほとんど含んでいません。

また、細心の注意を払って製造されたパヴァテックス製品は、断熱材内で湿気を伝達することが可能で、透湿性のある建築物の基盤となります。パヴァテックス断熱材は、木質繊維の毛細管現象によって湿気や水分が伝導されます。この特性によって、次のような大きな利点が得られます。

  • 構成部材間で湿気を拡散させることが出来るため、局部的な結露を防ぐことができます。また、万が一結露しても、その水分を拡散させることができます。
  • 建築物理学上、限界的な条件下でも、実際の建築物では断熱層全体で水分や湿気を許容することが可能です。
  • 吸放湿性の高い建物外皮は、部屋の空気を快適でバランスの取れた状態に保ちます。

【解説】

★(natureplus®) ヨーロッパの建材品質マーク。建材生産における労働条件、生産から廃棄までの持続可能性、使用時の健康性までを総合的に評価する。透明性のある評価方法で、ヨーロッパで最も信頼できるラベルといわれている。 ヨーロッパあるいはおそらく世界で最大のエコロジカルな建材の認証機関。WWF、BUND など巨大な環境保護組織が支援・牽引している。www.natureplus.org/。

気密性

パヴァテックスは、単なる高性能の断熱材ではありません。木質繊維断熱材の、透湿構造の利点を活かしながら気密性を保つよう設計されています。屋根・壁・床のいずれかを問わず、また新築・リフォームにかかわらず、パヴァテックスの繊維ボード断熱材と気密システムは、あらゆる面で住まいを守ります。

建築外皮に気密性を保たせ、暖かく湿った空気が建築外皮を通して移動することを防ぐ必要があります。これにより、湿気を含んだ空気が移動することによって起こる部材の損傷や、構造体内での結露の発生、熱の損失などを防ぐことが出来ます。

パヴァテックスの断熱材は、施工性が良く施工品質が均一になり易いので、断熱材の欠損の可能性が少ないことや、経年変化が少ないため気密性が長く保持されことなどがあげられます。

汚染のない室内気候

中央ヨーロッパの国々では、人々は1年のおよそ9割を密閉された室内で過ごしています。しかし、こと住宅に関して言えば、健康に対する配慮は十分ではなく、有害物質によって健康を損なう事例は少なくありません。たとえば、子供の3人に1人はアレルギーに苦しんでおり、その比率は増加傾向にあります。 日本でも、生活時間の約9割を室内で、約6〜8割の時間を家屋の中で過ごしているとの報告があります★。シックハウス法により屋内の有害物質による汚染は改善されてきたとはいえ、生活時間のほとんどを過ごすことを考えれば、リスクが極力少ない建材を選ぶ必要があるでしょう。

化学結合には1,800万以上の種類があることが知られていますが、その大部分についてはほとんど研究が進んでおらず、相互作用もはっきりしません。頭痛、疲労感、集中力の減退、感染症などさまざまな悪影響が数え上げられる一方で、多くの場合、因果関係は不明のままです。専門家によれば、1つの建物内で最大7万種類の物質が検出されることもあるということです。一般の住宅においても、揮発性有機化合物(VOC)のような、シックハウス症候群を引き起こす有害物質が検知されることが多くあります。このような有害物質は、気分を悪くさせるだけでなく、臓器疾患やガンなどの重大な障害を招くこともあると言われています。

エコロジカルな建物とは、エネルギーや資源の節約ができるだけでなく、まずそこに住む人々の健康に配慮したものでなければいけません。居住空間の空気を汚染する建築資材が存在している今日、健康的な暮らしを手に入れるためには正しい建材選びが不可欠です。木材以上に自然に優しく健康的な資材はあるでしょうか?パヴァテックスは、合成添加物を必要としない湿式製法で木質繊維ボードを製造しています。天然成分の木材 (有害物質の放散速度が極めて遅いモミとトウヒのみを使用) の効果により、室内に有害物質が排出されることは殆どありません。パヴァテックスでは、第三者機関に委託して、建材の環境適応性と健康に与える影響を随時検査しています。パヴァテックスの製品は、健康面、環境面および機能面の検査を受け、持続可能な居住空間と建材の省エネ・品質ラベル「natureplus®」を取得しています。さらに、「ECO-TEST Yearbook 2007」は、パヴァテックスの木質繊維断熱ボードを「very good(非常によい)」と評価しています。

【解説】

★:
塩津弥佳 et al.,日本建築学会計画系論文集, No. 511, pp45-52, 1998
「ECO-TEST Yearbook」:
ドイツの知名度の高い情報誌。独自に製品を試験・審査し、毎年その試験結果をリストにして出版している.

防火性

火災と煙による危険性を最小限に抑えるために、シェルター機能や安全性に対するニーズが高くなっています。パヴァテックスの木質繊維断熱材は、ヨーロッパにおける厳しい法的要件にも対応しています(日本でも防耐火構造の大臣認定を取得)。

火災時には、木質繊維断熱ボードの表面に灰化層が形成されるため、酸素の供給が抑制され、結果的に急速な延焼を防ぐことができます。有毒ガスも発生しません。パヴァテックス製品は、ドイツやスイスでの試験において、高いレベルの耐火性を実現しています。

また、木質繊維断熱ボードは着火までに時間がかかるため、鉱物系繊維断熱材に比べて、他層への延焼を遅らせることができます。

持続可能性

環境問題は、あらゆる人々に影響をもたらす大切な課題です。暖房器具は部屋を暖かく快適な環境にしてくれますが、それと同時に大量の二酸化炭素を排出します。そのため産業界では、熱損失の回避を最適化する技術の開発が、現在最も緊急の課題となっています。

断熱材に関しては、熱エネルギー損失を軽減するだけでは不十分です。求められるのは多機能な断熱材で、さまざまな保護機能をも備えていなければなりません。また、現代の建物は、夏の暑さを遮断することに加え、騒音の遮断や結露の拡散によって快適で健康的な室内気候を実現するものでなければいけません。つまり、熱エネルギー効率に加え、快適で健康的な空気と効率的な資源保護を同時に実現できてこそ、持続可能性の高い建物だと言えます。

パヴァテックスの木質繊維断熱材を使うことで、エネルギー費用とCO2排出量を抑制でき、木材の使用によって建設時にも持続可能性を維持することができます。同時に、パヴァテックスの木質繊維断熱材は、お客様の健康への配慮を高めるとともに、スクラップ&ビルド効率の向上にも貢献します。つまり、パヴァテックスの木質繊維断熱材を使用することで建物の総合的な性能が高まり、長期的に見て建物全体の価値が高まるのです。

パヴァテックスは、温暖化対策に4つの面で貢献します

  1. パヴァテックス断熱材を使用した住宅はエネルギー使用量をより少なくできるため、CO2の排出量も抑えられます。
  2. パヴァテックスの製品は、他の断熱製品と比べて少ないエネルギー量で製造できます。また、そうした製造に要するエネルギーには、再生エネルギーが高い割合を占めており、CO2排出量はより抑えられています。
  3. 原料としての木が建材へと加工される過程で要するエネルギー量は、他の建材(鉄、コンクリート、アルミニウム)より少量です。木材の建材としての利用は、生産過程におけるCO2排出量を削減します。
  4. パヴァテックス木質繊維断熱材は、木材からできています。木材の使用することは、自然なかたちでCO2の量を減少させることになります。建設に使われたトウヒ1㎥当たり、二酸化炭素0.7トン相当が蓄えられることになります。

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