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展示会情報

2014.03.20展示会情報

オープンハウス(見学会)【長野市川中島 3月22・23日】

オープンハウス(見学会)【長野市川中島 3月22・23日】

オープンハウス(見学会)

 こどもは適応能力が高い一方、本当は大人よりもストレスを受けやすく溜め込みやすいということが、最近の研究でわかってきています。僅かな温度変化やコールドドラフト、またハウスダストなどを敏感に感じているといいます。
 ピーエスの室内気候は、自然の気候が作り出すゆるやかな変化を生かした第二の自然をつくります。放射の力風も音もない、やわらかい暖かさ。低音でゆっくり暖めるので、もし触ってしまっても安心です。ほこりがたつこともありません。
 また弊社オープンハウスは、太陽光発電 地中熱ヒートポンプ 太陽光熱利用のハイブリッド給湯システムを備え、電気料収支ゼロに近い省エネ性能を持たせ、高品質な室内環境と高い省エネ性能を両立させた住まいとなっています。
 どうぞお気軽にお出掛けください。

オープンハウスのようす

オープンハウス(見学会)【長野市川中島 3月22・23日】

快適かつ省エネの家

今回開放され見学会が行われる弊社オープンハウスは、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス支援事業の採択を受け、省エネ住宅を実践している住宅です。現在実際に使用しながらエネルギー消費量・温度・湿度などのデータを収集しいます。  この住宅では太陽光発電・地中熱利用の冷暖房・太陽光熱利用の給湯システムなどを活用し、「超快適でも超省エネ」の住まいを実現しています。  ちなみに直近の電気使用料と売電収支は次の通り、ほぼゼロを実現しています。尚、この住宅はオール電化、電気以外のエネルギー源は使用しておりません。また消費エネルギー量を見ても全館24時間冷暖房でありながら全国平均を下回っています。

オープンハウス(見学会)【長野市川中島 3月22・23日】 オープンハウス(見学会)【長野市川中島 3月22・23日】

 家の中で厚着をして寒さにさえ耐えれば、いくらでも省エネは可能ですが、ここでは温度・湿度データを常時収集しています。図の通り外気温には緩やかに追従するものの室内は20℃前後にしっかり安定しています。徹底した調湿対策も施し湿度も理想の範囲に収まる40%程度に安定しています。

オープンハウス(見学会)【長野市川中島 3月22・23日】

 快適・省エネの秘密は徹底した断熱性能の向上と理想の暖房設備の全棟標準装備にあります。
 詳細はWEBまたは見学会当日現地でお気軽にお尋ねください。

理想の暖房論

 これまで日本の多くの住まいでは、コタツや火鉢、簡易ストーブなどの局所暖房で厳しい寒さに耐えてきました。これはヨーロッパ・北米諸国に比較し温暖であることに加え、暖房や工法など慣習・慣例に従い、つつましいことや耐えることを美徳として重んじられることが大きかったのではないかと思います。改良・改善が進みにくい環境にあったと思われます。
 北米やEU 諸国では、住宅の定番暖房設備として、温水パネルヒーターが多く使用されています。厚い壁に可能な限り断熱材を施した家で、温水パネルヒーターをシーズン初めから、春になるまで止めることなく連続運転をし、快適な環境を作り出しています。
 これは、設計段階できちんと断熱計画と暖房設備計画を盛り込んでいるからこそ可能になる室内環境です。では設計段階から考えることを前提に理想的な暖房について考えてみます。

理想的な暖房設備の基準は?

 汎用的な価値観の中に、「地球環境の保全」「人々の健康と安全」「本物・良質・自然志向」などがあり、暖房に限らずあらゆることに通ずる指針・トレンドとなっています。ここでは理想的暖房の指針としても参考にしておきたいと思います。
 室内環境を評価する直接的な要素では、一酸化炭素、シックハウス要因物質、ハウスダスト、ダニ、カビ、バクテリア、ウィルス、結露、湿度、温度、音、匂い、空気の流れ・ゆらぎ 等が考えられます。
 その他にも、ヒートショック、やけど。そして、修理・メンテナンスの問題。他に人の感情・心に関わる要素もあります(精神衛生・気持ち・意識など)。これらの要素に照らし合わせ、クリアーする暖房が理想の暖房に近い、と定義してみましょう。

何気なく使っている暖房にはこんな不安が

 まず普及率上位の「ファンヒーター」を代表とする、燃焼ガスを室内に放出するタイプの器具があります。これは、一酸化炭素が排出され人の健康を害する恐れがあります。また燃焼の結果、多量の水分が室内に放出されるので、室内の水分量が増えます。この状態で間欠暖房を繰り返すと、主に結露が原因の、深刻な湿気問題に発展する可能性があります。(カビ・ダニの増殖及び建物の劣化)したがって安全面と健康面で不安があります。
 温風を噴出し、室内の空気をカクハンすることで暖める「エアコン」など送風がともなう設備は、カクハンによるハウスダスト等の飛散が考えられます。また強制的な空気の流れが、肌の乾燥を早めたり、生理的な不快感を引き起こす可能性もあります。これらの設備も、機械送風を利用する事や人の健康に対する不安から、マイナス点を含んでいます。
 送風を利用する設備の中には、「送風ダクト」や壁内通気層をダクトのように利用る方式がありますが、これらの送風経路の衛生状態は、人の目が届きにくく、メンテナンスには不向きです。そんな経路を温風が通過し室内に放出されるので、不安が残ります。
 このように、現在私たちが何気なく使用している設備には、問題のあるものが以外に多いことに気付きます。

理想に近いのは

 総合的に安心してお勧めできるのはやはり、パネルヒーターです。数々の不安を少なくした理想に近い暖房設備と言われ、近年徐々にその良さが認められるようになりました。
 輻射熱(放射)とゆるやかな自然対流で暖めるやさしい暖房です。熱交換器(パネル)が室内に露出しているため、日頃ののチェックも容易、衛生面の不安はありません。パネルそのものはシンプルな構造のため耐久性も申し分ありません。

ライバルと目される床暖房

 パネルヒーター同様送風を伴わない設備の床暖房と比較してみます。
 床暖房は、床面に(熱源に)継続し人が触れていているので、運用温度が重要なポイントになります。継続的に触れていても人体に支障をきたさないレベルまで、温度を下げて運転ができることが大切です。これは、低温火傷などを警戒するだけではなく、人の本来持っている繊細な交感神経などに与える影響も考慮したいという観点が大切だからです。また建物全体の中で、どこまで床に暖房を施せるかもポイントです。メンテナンス面では、熱源部分に不具合が生じた場合、原因調査・修繕、ともにかなりの手数がかかることが予想されます。熱交換機の交換となると、埋め込まれているところの床を剥がすことも視野に入ってきます。その点パネルヒーターの場合は、最悪でも室内に露出しているパネルの交換で簡単に対応することが可能です。

設備導入の条件と理想的な運用方法

 床暖房や温水パネルヒーターの長所を引き出し、理想的な使い方をするには双方共に、建物全体の行き届いた断熱が必要です。
 再びパネルヒーターの特長と運用方法・効果などを詳しく見てみましょう。
 空気の緩やかな対流と、太陽光熱と同様に" 輻射" により緩やかに室内を暖めるので、ハウスダストの飛散・送風による不快感や衛生面の不安がありません。パネル毎に温度調節が可能なので、それぞれの部屋の使い方に沿って微妙な温度設定が可能です。外気温が大きく下がる時は、室温も緩やかに追従し、無理に室温を一定にすることは考えません。部分的に特に寒いところの無い暖房、暑いところの無い暖房、このようにして自然で穏やかな、家の中に優しく変化するもうひとつの気候、家族専用の室内気候が実現します。
 パネルヒーターを総合的にきちんとした断熱仕様の建物に施し、連続運転することで、18℃~ 20℃の室温でも寒さを感じない、質の良い理想的な温熱環境が実現します。
 「質の良い」部分とは、本来人間の機能として備わっている、環境に順応する力を活かし健康的な身体を育むことも含み、暖房設備の存在を忘れてしまうような自然で活動的な生活を可能にする暖房設備ということです。また室内温を低めに設定することで、結露発生の可能性を最小限に抑えることが可能です。従って、建物の劣化スピードを抑えることにもつながり、暖房の守備範囲を超えより良い建築環境の創造と維持(持続可能性:Sustainability)にも貢献するもので、弊社の推奨するブレサビリティ(Breathability)の一端を担うことにも繋がります。

理想的な暖房と室内環境についての補足
▼ 結露のメカニズムと対策

 一般住宅の場合、明け方に3℃湿度70% の空気を暖房して26℃にすると、湿度は16% 以下になってしまいます。乾燥した空気は洗面所や浴室、建材、家具などから水分を吸収し、空気中の相対的な水分量を増やそうとします。それでも不十分なので、最近では加湿器などでさらに水分を補うこともあります。このままの状態だと結露の心配はありませんが、就寝時に26℃で湿度が50% になった室内の空気は、暖房を切ると、温度が下がるつれて湿度は高まっていき、15℃に下がった時点で100% になってしまいます。そしてその時、結露がはじまるのです。
 空気は温度が高いほど多くの水分を吸収できます。逆に温度が下がるほど吸収できる水分量が少なくなります。
 したがって温度差を小さくすることが結露を防ぐ一番の対策です。このため連続運転が最良の方法なのです。
 また、室内温度と外気温の温度差を少なくすることも同時に重要です。(壁内結露の危険性軽減のためにも

▼ 18℃~ 20℃の室温でも寒さを感じない理由

 24 時間連続運転のメリットは体感温度にも影響します。従来の間欠運転暖房の場合、暖房中は空気温が、建物(壁・床・天井・窓)の温度より高くなります。人が感じる温度は、壁・天井・床・窓からの負の輻射熱により、空気温より低く感じてしまいます。
 一方、連続運転することにより、建物全体が、空気温に限りなく近づきます。その結果体感温度も空気温に近づいていきます。
 つまり体感温度とは、空気温と周囲の物体の温度の間の値になるのです。周囲に低い温度の物体が多いほど、低い温度に感じ、逆に周囲に暖かい物体があると、暖かく感じます。
 空気の温度以下に感じるもうひとつの原因があります。通常温度が低いガラス面付近では、室内の空気が冷やされ、比重を増し、下方向に空気の流れが生まれます。これが連続し、窓面から床方向に、冷やされた空気が絶えず流れ、窓周辺の床はいつもひんやりしているのです。コールドドラフトと呼ばれる現象で、すきま風のように感じます。
 これを防ぐため、厚手のカーテンを使用したり、パネルヒーターを窓下に設置し、この流れを抑えたりしています。さらなる方法は、高性能断熱サッシを使用し、直接この現象を起こりにくくすることです。

▼ 断熱仕様について

 この課題についてはこれまでの説明で大方の想像がつくことと思います。断熱性能にこだわる理由は、文字通り熱を" 断つ" ためですが、同時に体感温度を上げるためにもなります。そのメカニズムは先にお伝えしたとおりです。またこれらの効果により、省エネルギーのため、結露防止のため、にもつながっています。
 ところが単純に室内温度と外気温の温度差を大きくすると、壁内に含まれる湿気が結露する可能性が高まります。その可能性に積極的に対処するために考案されたのが、ヴァルト式複合断熱システムです。Breathability に考慮したこの複合断熱システム(PAVATEX断熱気密システム)は、単なる壁の構造・作り方に留まる仕組みではなく、建物の劣化を遅らせるため、温熱環境を向上のため、省エネルギーのため、安全で健康的な室内環境のため、建物全体の品質に関与する、まさに住まいの性能面の根幹をなす考え方を形にしたものなのです。
 以上が、理想の暖房の考え方と、良質な温熱環境作りの考え方の粗筋です。 このパネルヒーターを、ヴァルトでは理想の暖房として推奨し、自社設計の住宅に標準装備として、ほとんど例外なくこの高価なヒーターを設置しています。
 弊社の採用するパネルヒーター、PS HR-C、PS HRヒータ、PS HR-Eは、パネルのスタイル・色も豊富で、コーディネイトの愉しみも広がります。基本的にすべて特注製品なので、目指す雰囲気に合わせ様々な試みが可能です。

▼ ISO 7730 冬期の快適条件を満たす暖房装置

 "ISO 7730"冬期の快適条件によると、
  ①効果温度(室温)は22℃ ±2℃
  ②頭部と足もとの温度差は3℃以下
  ③床面温度は26℃以下(周辺は29℃を許容)
  ④平均気流温度は0.15m/s以下
  ⑤冷壁面(窓表面)と室温との放射温度差は10℃以下
  ⑥天井加熱面(天井暖房の場合)と室温との表面温度差は+5℃以下
とされています。
 このことからすると、熱源温度は想像以上に低い方が快適に感じやすいのです(不快感が少ない)。熱源温度が高いと、"熱い"と感じる可能性が高まることや、対流が促進され天井付近と床付近の温度差が拡大しやすくなるためです。 熱源温度が低い上に送風を伴わない暖房設備は現時点では本当に少ないのです。

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